個の自立
2015年6月移転して2ヶ月余り、年長組さんも生活に慣れ1階絵本コーナーにて好きな本を自分で選び読んでいる姿に出会うようになりました。
保育現場の保育者と同様に、園長として常に「目指す子ども像」は何か意識しています。前回にも記しました『個の自立』、日々の積み重ねがその後の全ての糧になると考えています。
10年余り幼児教育に携わっていますが、子どもたちが如何に自らに力で歩むことに喜びを感じることができるのか、保育者の働きは、この経験を成すことができるよう専門職としての様々な配慮をなし、環境を整えることにあると言えます。
先般、大阪での講演会にて、次のような言葉に出会いました。『あなたがたの子どもを愛し続けなさい。そして子どもたちがありのままの姿で見てもらえるように、また、子どもたちが自分自身で成長していく機会を与えてください。そのためにはお母さんたちが子どもたちに自発的活動を十分に発揮できるように心がけてあげましょう。』
しかし、これは、保護者の方だけではなく、保育園における保育者すべてに当てはまることであると考えています。(善)