神愛館(乳児院)
神愛館は、様々な理由で家族と一緒に暮らすことができない子どもたちをお預かりして、一人ひとりの子どもたちの育ちを見守り育む乳児院です。家庭支援専門相談員、里親支援専門相談員、心理療法担当職員、児童指導員、看護師、保育士、栄養士といった専門スタッフが、子どもたちの日々の生活と健康をチームとして見守っています。基本理念
「隣人を自分のように愛しなさい」(マタイによる福音書22章39節)という聖書の言葉に導かれながら、子どもたち一人ひとりの「いのち」に寄り添う。
基本方針
◎「子どもの権利条約」の理念を大事に受けとめ、「神愛館 人権ガイドライン」にそって子どもたち一人ひとりを大切にする。
◎子どもたちが、家庭的雰囲気の中で、安心して健やかに成長できるように、小規模グループケア(ユニットケア)を行う。
◎子どもの視点に立って「気づき」を大切にし、専門職としての質の向上(人間性、専門性)に努める。
◎保護者が抱える痛み(養育不安、精神的不安など)に寄り添えるように、家庭支援専門員、心理療法担当職員などが中心となってサポートする。
◎地域で子育てしている保護者を支援するために、「子育て短期支援事業」を行う。
◎関係機関と協働して、子どもの家庭復帰の促進、里親への支援を推進する。
◎「地域支援センター」と協働して、「いのち」が大切にされる平和な社会の実現を目ざす。