育愛だより巻頭言

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2015年9月

　保育園での日常生活は、大勢の園児さんと保護者の方々そして多くの職員の様々な形の関わりで園の運営がなされています。『園のしおり』に記載されているルール等にて円滑に進められています。
　しかし、それ以上に大切な事柄が、「人が育つ」場には必要とされます。人と人、生身の人間同士の営み・関わりの中で、人は成長します。例えば肌の触れ合う時の温かさをどれだけ感じることができるのか。生きる悦び、生きる力をはぐくみことができるのか。これは一人ひとりが愛されていると感じられことが、でき得て生まれるもの。
　我々大人が、この想いをどれ程示すことができるのか。環境づくりを求められています。

光る　光る　すべては光る
光らないものは　ひとつとしてない
みずから　光らないものは
他から　光を受けて　光る
　　　　　　　　　　坂村真民

　大人の覚悟を問われています。
（先日愛媛県砥部町にあるたんぽぽ堂に参りました）

　残暑の厳しさがまだ残っています、体調管理にはご留意ください。（善）