集中する楽しさ
2015年11月玄関にある飾り棚を毎朝、楽しく眺めています。『LaQワールド』と題し、子どもたちの作品が並べられています。
そこから見えるのは、子どもたちの遊びが大きく変わりつつあることです。飾り棚に並べられている作品を作るのは、大人でもかなり集中しないと作り上げることはできません。遊ぶ楽しさを通して集中する力が、確実に育っています。LaQ(7つの基本パーツ×12色)の持つ魅力もあろうかとも思いますが。
保育園での生活は、生活リズムがほほ決められています。お祈りの時間(10時頃)、昼食(12頃)などなど。無制限に時間があるわけでなく、子どもたちは、この中で少し先を見通し、様々な遊びを楽しみます。作品を創り上げた達成感が喜びにつながり、また次の作品に向かいます。
子どもたちが自らの手を動かし、作品のイメージを膨らませ、失敗しながらの作品作り。知らず知らずのうちに、時間を忘れて集中します。ここからの学びが、成長の大切な糧となり、成長を育(はぐく)みます。
作品の説明をしてくれる子どもは、生き生きと輝いています。(善)